2026年7月01日

はじめに
皮膚科担当の小林佑佳です。
当院では、伝染性軟属腫(水いぼ)の新しい治療薬「ワイキャンス®外用液0.71%」を導入しました。
あまり聞きなれない方もいるかもしれませんので、わかりやすく説明します。
新しい治療薬「ワイキャンス®」について
ワイキャンス®は、日本で承認された伝染性軟属腫(水いぼ)に対する外用治療薬です。
有効成分であるカンタリジンを患部に塗布し、水いぼの治癒を促します。
通常は3週間ごとに医療機関で処置を行います。
ワイキャンス®は保険適用の治療です
ワイキャンス®による伝染性軟属腫(水いぼ)の治療は保険適用となります。
診察時に病変の状態を確認し、適応がある場合には治療スケジュールをご案内いたします。
ワイキャンス®治療の特徴
・痛みのあるピンセット処置が不要
・自然治癒を待つより短期間での改善が期待できる
・お子様の精神的・身体的負担を軽減
・医師による塗布のみで治療可能
「痛いから取りたくない」「治療を嫌がる」といったお子様にも選択しやすい治療法です。
治療後の注意点
ワイキャンス®は塗布後16~24時間経過したら、石鹸と水で薬剤を洗い流す必要があります。
また、治療後には以下のような症状がみられることがあります。
・赤み
・水ぶくれ
・かさぶた
・軽い痛みやかゆみ
これらは治療反応として生じることがありますので、詳しくは診察時にご説明いたします。
受診をご希望の方へ

処置後の洗浄(16~24時間後)や注意事項についてご説明が必要なため、ご希望の方はまず一度ご受診ください。
診察のうえ、症状や水いぼの数、生活スタイルなどを考慮しながら、治療日をご相談させていただきます。
また、診察当日の施術をご希望の場合は、ご予約時にその旨をお知らせください。
*診療状況や処置枠の都合により、当日の施術が難しい場合もございますのでご了承ください。
ワイキャンス®は塗布後16〜24時間後に洗い流す必要があります。
そのため、できるだけ当日の入浴を済ませた状態(シャワー後)でのご来院をおすすめしております。
お子様の負担をできるだけ軽減しながら治療を進めてまいりますので、お気軽にご相談ください。
※ワイキャンス®の作用機序や治療効果、治療スケジュール、副作用などの詳細については、別途コラムにて詳しくご紹介する予定です。
※治療をご検討中の方は、ぜひそちらもあわせてご覧ください。
さいごに

今回はワイキャンス®について、わかりやすく説明しました。
当院では、皮膚科専門医が丁寧に診察を行い、適切な診療を提供できるように心がけております。
皮膚に関連するお悩みは当院へご相談ください。
当院は、ありがたいことに武雄市の方だけでなく、
嬉野市、鹿島市、白石町、有田町、多久市、伊万里市、小城市、波佐見町など様々な地域より来院いただいております。
来院の際には、待ち時間対策に、便利なWEB予約をご利用ください。
今回の記事は皮膚科専門医である小林佑佳が監修しています。