2026年4月26日

はじめに
内科担当の小林登です。
日々の診察の中で、よく「今はどこも悪くないから健診はまた今度でいいよね。」というお声を耳にします。
しかし、その「今」こそが、将来の健康を守る最も大切なタイミングなのです。
今回は、なぜ私たちがこれほどまでに健診を勧めるのか、その本音をお話しします。
「忙しい」が最大のリスクに
・時間の確保
仕事や家事で忙しい毎日。
健診のための数時間は、確かにもったいなく感じるかもしれません。
しかし、病気が進行してから費やす時間は、健診の何百倍にもなります。
・過信の罠
「自分は体力が自信ある」
「大きな病気をしたことがない」
という方ほど、体の内側の変化に気づきにくいものです。
過信は、早期発見の最大の敵です。
生活習慣病は「沈黙の病気」
高血圧、糖尿病、脂質異常症…。
これらの「生活習慣病」には、初期段階で自覚症状がほとんどありません。
痛みなどの症状がないまま、血管や臓器はじわじわと蝕まれていきます。
「症状が出てから」では、すでに病気が進行しているサインなのです。
だからこそ、車検のように、定期的な「数値」の確認が必要なのです。
無視できない現実

なんと約6割が生活習慣病に起因
日本人の死因の多くを占める「がん」「心疾患」「脳血管疾患」。
これらは生活習慣の乱れが深く関わっています。
健診を受けることで、これらのリスクを未然に防ぎ、あるいは早期に治療を開始することができるのです。
これは単なる数字ではなく、私たちの命に直結する事実です。
健診でわかる「体のSOS」
・血圧・脂質チェック: 動脈硬化の進み具合を予測し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを判断します。
・血糖値測定: 糖尿病の予備軍でないかを確認。合併症(失明や腎不全)を防ぐ鍵となります。
・肝機能・腎機能: 「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓や腎臓。数値の悪化は体全体の不調の前触れです。
「未来の自分」への投資

健診を受けないことで、一時的にはお金も時間も節約できるかもしれません。
しかし、将来大きな病気を患った時、その治療費や入院期間、そして何より「自由に動けない不自由さ」を考えれば、健診は最もリターンの大きい投資と言えます。
今の元気な自分を、10年後、20年後も維持するために。
受けるメリット・受けないデメリット

さいごに

今回は「健康診断って受けないといけないの?」とよく言われるので、それにお答えする形で、なぜ大事なのかを説明しました。
当院では、「約30分で終わる」「結果は最短で翌営業日のお渡し」ができるようになりました。
ぜひ、お急ぎの方はお問い合わせください。