美容皮膚科について

美容皮膚科では、保険治療では解決しきれない部分のお肌の悩みに対応しております。おひとりおひとりに適切な治療法を提供するべく、悩みに寄り添い、解決していくお手伝いをしたいと考えています。皮膚トラブルについては、まずは保険診療で相談し、それでも解決できないことがある場合、一度ご相談ください。

＊美容皮膚科については、自費診療（10割負担）となります。

＊美容・自費診療のキャンセル・変更・遅刻について

美容皮膚科でよくみられる相談

このような方はご相談ください

• 医療脱毛に興味がある
• ほくろ・いぼが気になる
• なかなか治らないニキビを治療したい
• 肌のハリがなくなってきた
• 薄毛の悩み
• 巻き爪をなおしたい

当院では保険診療を基盤とした美容医療を行っております。
医師による診察で、治療についてご理解・ご納得いただいたうえで、お肌の悩みに応じた治療法を提案させていただきます。お気軽にご相談ください。

美容皮膚科の対象となる主な症状

医療脱毛

医療レーザー脱毛は医療機関でのみ可能な医療行為です。
医療レーザー脱毛には、大きく分けて「熱破壊式脱毛」と「蓄熱式脱毛」の2種類があります。
当院で導入している「Formaα」は、熱破壊式・蓄熱式のいずれにも対応しておりますが、当院ではより高い脱毛効果が得られる「熱破壊式脱毛」による施術を行っています。
「Formaα」の特徴、効果は、日本人の肌質・毛質に適したダイオードレーザーを使用しており、肌を守る冷却機能も同時に行っております。
また四肢や背中など広範囲でもスピーディーな治療が可能な大型ヘッドを取り扱っております。
日本での薬事承認を取得していますので、安心して脱毛が受けられます。
施術時に、輪ゴムで弾くような痛みがあります。痛みに敏感な方、部位により痛みを強く感じる場合には、麻酔クリームを使用します。
施術後に照射部位が赤くなるなど、軽いやけどのような肌トラブルを生じる場合がありますが、適切な保湿をすれば、経過とともに落ち着いていきます。
費用は部位、セットなどで異なるため、詳細は価格表をご覧ください。

ほくろ・いぼ

ほくろは良性腫瘍の一種で、表皮にメラニン色素を生成するメラノサイトが集まり、黒色斑になります。
隆起したもの、平らなもの、毛が生えているものなど様々です。
イボは、顔や首、体などに出現する加齢とともに見られる脂漏性角化症や軟性線維腫など種類も様々です。
ほくろやいぼの状態により、手術や液体窒素で治療することができますが、当院では傷の目立ちにくい高周波メス（サージトロン）を用いた除去も可能です。
費用は大きさや数などで異なるため、詳細は価格表をご覧ください。

ニキビ

思春期にできるニキビは、皮脂の分泌が増加し毛穴がつまることから始まり、アクネ菌が増殖することで炎症を起こし悪化していきます。
大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、紫外線、ストレスや生活環境など、様々な要因が複雑に絡み合ってできることが多く、治りにくい特徴があります。
ニキビの症状や肌質は、お一人おひとり異なり、それによって処置や治療の組み合わせも変わります。
当院では経験豊富な美容皮膚科医による診察で、適切な治療をご提案いたします。
当院では、保険治療をメインとしております。以下は、保険治療ではありませんが、併用することで治療効果が期待できます。費用に関しては価格表をご覧ください。

スキンケア

こすらない洗顔、保湿などスキンケアに注意してください。
日焼け止めも大事です。（スキンケアのサンプルもありますので、ご相談ください。）

商品名	説明
スキンピールバー〈グルコール酸洗顔石鹸〉	自宅でできるピーリングです
DRX　AZAクリーム〈アゼライン酸〉	妊娠・授乳婦など保険治療ができない方におススメです。

ケミカルピーリング

にきび、毛穴、引き締め、くすみに効果があります。
保険治療と合わせることで、相乗効果が期待できます。
3～5回の治療が効果的です。学割もありますのでお気軽に相談ください。

ビタミンC

メラニン生成抑制作用、抗炎症作用があり、ニキビ跡の色素沈着予防にもなります。

商品名	説明
シナール配合錠	〈内服薬〉
DRX　VCコンセントレート	〈高濃度ビタミンCローション〉

小じわ、たるみ、毛穴

小じわ、たるみ、毛穴については、病態に応じて、さまざまな治療法が選択されます。
当院では、マッサージピーリングを採用しており、これは、「PRX-T33」という高濃度トリクロロ酢酸、低濃度の過酸化水素、コウジ酸が配合された薬剤を使用します。
皮むけを起こさず、真皮深層まで薬剤が浸透することで、コラーゲンの産生が促進され、肌の弾力を取り戻し、小じわ、たるみの改善が期待できます。
コウジ酸によるメラニン抑制効果も期待できます。

薄毛

AGA（男性型脱毛症）

成人男性に見られる髪の毛が薄くなる状態です。思春期に前頭部、頭頂部から髪が薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンが影響しています。治療は内服薬や外用薬があり、進行の改善や太い毛を増やすことが期待できますが、年齢・症状に応じ、適切な治療の選択が必要です。
フェィナステリドは５‐α還元酵素II、デュタステリドは５‐α還元酵素IとIIをブロックします。内服治療をご希望の方は、定期的に写真撮影と血液検査を行い、効果と副作用のチェックを行います。男性医師も対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

女性型脱毛症

40歳～50歳代から徐々に髪が薄くなります。頭頂部の広い範囲で徐々に薄くなります。治療に最もすすめられる薬は、ミノキシジル外用で、毛乳頭細胞に働きかけることで太い毛を増やすことが期待できます。

巻き爪

巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に弯曲した状態を言います。
負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いです。窮屈な靴や合わない靴を履いている、寝たきりの状態、外反母趾などが原因となります。
正しい爪切りの方法をご説明し、痛みを伴う場合はコットン法やテーピング法をご説明します。
当院では、超弾性合金ワイヤーを内蔵したコイルである「巻き爪マイスター」を用いた巻き爪治療を行っております。
巻き爪マイスターと同時にリネイルゲルを併用することで、より早い治療効果、再発までの時間の延長が期待できます。
※爪白癬や爪の長さ・厚さなどにより、マイスターが装着できない場合がございます。